50年後の日本を襲う「スーパー台風」とは?

島国である日本は、南方の海から北上してくる台風に幾度となく被害を受けてきました。今までの台風が日本列島に及ぼした影響も甚大でしたが、温暖化の影響で50年後にはさらに強大な「スーパー台風」が日本列島に到来する可能性があります。

 

一体、スーパー台風とはどのような台風なのでしょうか?

 

 

 

スーパー台風の定義は?

 

 

スーパー台風はアメリカで使われている気象用語で、日本ではあまり用いられません。

 

アメリカと日本では、風速の測り方が異なるのですが、最大風速(最大瞬間風速ではない)が約70m/sを超える台風のことを呼ぶようです。

 

 

日本で発生したスーパー台風の中で有名なものは1959年の伊勢湾台風で、最大風速は75m/sでした。

 

また、世界で見ると2013年にフィリピンで発生したスーパー台風が観測史上最強のスーパー台風で、最大風速87.5m/s、瞬間最大風速105m/sでした。

 

このスーパー台風は”ヨランダ”と名付けられ、フィリピンに甚大な被害をもたらしました。

 

 

 

スーパー台風の被害はどれくらいになる?

気象庁のホームページの「風の強さと吹き方」によると、

 

やや強い風 10m/s以上15m/s未満 樹木全体が揺れ始める
強い風 15m/s以上20m/s未満 看板やトタン板が外れ始める
非常に強い風 20m/s以上25m/s未満 道路標識が傾く
25m/s以上30m/s未満
猛烈な風 30m/s以上35m/s未満
35m/s以上40m/s未満 電柱や街頭で倒れるものがある。
40m/s以上

 

となっており、風速70m/s以上のことは何一つ書いてありません。

 

ですが、風速40/sの時点で「電柱や街頭で倒れるものがある」「住家で倒壊するものがある」「鉄骨建造物で変形するものがある」となっているので、もし風速70m/sのスーパー台風が日本に直撃したら甚大な被害が出ることが容易に想像できますね。

 

 

 

このまま温暖化が進むと50年後にはスーパー台風が頻発!?

 

専門家によると、このまま地球温暖化が進んだ場合、50年後には「スーパー台風が日本に直撃する可能性が高い」と言われ、テレビ番組でもシミュレーション映像が取り上げられたりと話題になっています。

 

なぜ台風と地球温暖化が関係があるのかというと、地球温暖化が進むと海面温度が高くなり、より勢力の強い台風が発生しやすくなるためです。

 

 

台湾で発生した最大瞬間風速70m/s超えの台風の映像を見てみましょう。

 

下の動画を見ていただくとわかると思いますが、建物の中も全然安全ではありません。

 

 

 

 

 

台風発生時の注意事項

正直、風速70m/sのスーパー台風が自分の住んでいる地域に直撃したらなすすべがない気もしますが、台風が直撃した際の注意事項を挙げておきます。

 

よく確認して、被害を最小限に抑えられるようにするしかないですね。

 

 

台風通過中は外に出ない

台風の際は、建物内で台風が通り過ぎるのを待ちましょう。通過しているときには外に出ないようにし、河川や用水路、海の見回りは大変危険ですのでやめましょう。

 

 

エレベーターを使わない

地下にある電気室や機械室が浸水してしまった場合にエレベーターが停止する可能性があるため、なるべくエレベーターの使用は控えましょう。

 

 

浸水の被害を想定し避難準備を

万が一、高潮や増水の影響で浸水した場合に対応できるよう、気象情報や行政からの情報に注意して避難準備をしておきましょう。

 

 

地下にいる場合には地上へ

地下鉄や地下街、地下駐車場などは浸水の恐れがあるので注意しましょう。