「東京タピオカランド」なるものが登場するほどタピオカの人気はすごいですよね!入場料に1000円以上かかるにも関わらず大人気のようです。
しかし、タピオカドリンクを飲んだことによって吐き気・めまいに襲われてしまった女性がいました。
タピオカドリンクを飲んだら吐き気・めまいが
今年の6月、いつものように横浜で事務の仕事をしていた女性。
しかし、突然の強烈なめまい、冷や汗、吐き気に襲われてしまいます。
「もしかしたら食中毒?」
そう疑った女性。ですが、食中毒になりそうなものは食べた覚えはありませんでした。
「さっき飲んだのはタピオカミルクティーだけだし…」
実は彼女、5年ほど前にエビフライを食べた際にも似たような症状を経験したことがありました。その後も、カニ入りのスパゲティを食べた後にも同じような症状が、、、
こんな症状が何度も起こるので不安になり病院に行くと、彼女はカニとエビにアレルギーがあることが判明しました。
それからというものの、彼女はカニやエビを口にしないように気をつけていたにも関わらず、なぜか同じ症状を引き起こしてしまいました。
直前に口にしたものがタピオカしか思いつかなかった彼女がタピオカの成分表示を見てみると、そこには予想だにしない食材が使われていました!
実はタピオカには〇〇〇が含まれている!?
なんとそこには「いか」の文字が。
実は、カニやエビといった甲殻類アレルギーを持っている人の約20%が、イカやタコなどの軟体類に交差反応を起こすと言われています。
この女性も、イカの刺身を食べた際に、アレルギーの症状が発生したことがあり、イカも食べることができなくなっていました。
しかし、まさかタピオカにイカが使用されているとは思わずにアレルギーの成分表示を見ないで買ってしまったのです。
何にイカが使われているのか
タピオカにはイカを使う要素がなさそうに見えますが、一体何に使われていたのでしょうか?
実は、原材料の中に着色料として「イカ墨」が使用されていました。
一般的なタピオカはキャッサバから作られるデンプン粉をカラメルなどで色付けして黒くしていることが多いのですが、市販されているタピオカドリンクの中には、「黒い色がよりはっきりしやすい」といった理由からイカ墨を使って黒染めしているものがあります。
そんなこととは知らなかった彼女はタピオカドリンクを飲んでしまい、アレルギー症状を引き起こしてしまいました。
アレルギーは命に関わることなので、アレルギー持ちの方は一見アレルギー物質が含まれていなさそうに見えても、必ずアレルギー表示をチェックするようにしましょう!